ダイレクト納付のすすめ

三菱UFJも独自の仮想通貨、送金の立証実験が進みフィンテックの流れは加速していくばかりです。将来的に安定した決済通貨が開発され普及されれば納税も仮想通貨オッケーになるかもしれません。一部の地方公共団体では、ふるさと納税をTポイントで決済可能ですし。

フィンテックではないですが現在の制度でも便利なものもあります。聞いたことありますかね?

[ダイレクト納付]

皆さん、源泉所得税、法人税、消費税の納付をする為に銀行等の窓口に行かれているかと思います。特別徴収の住民税の納付もありますので、毎月10日前後は忙しい時には億劫ですよね。

ダイレクト納付は、届出をしておくと指定の口座から国税が引き落とされる制度です。
所得税の振替納税とは違い引き落とし日を納税者側で指定出来ます。
とても便利ですので当事務所のクライアントの皆様の多くに利用してもらっています。

http://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/index.htm

なんかめんどくさそうだなー、どうせいろいろ手間がかかるのでしょう?と思われるかもしれませんが、電子申告をしていると非常に簡単なのです。

例えば法人税の納税を例にしますと
①法人税申告書を電子申告する
②メールボックスに受理通知が届く
③受理通知に[ダイレクト納付]のボタンがあるのでクリック
④引き落とし日指定
→完了!これだけです!

源泉所得税については
①E-tax(Web)でログイン
②納付書の入力→送信
③メールボックスに受理通知が届く
④受理通知に[ダイレクト納付]のボタンがあるのでクリック
⑤引き落とし日指定
→完了!これだけです!

源泉所得税は、支払いの種類により納付書が異なり、慌てて税務署に取りに行く事も多々ありますが、ダイレクト納付ならそんな心配はなくなります。納付書必要ないですから。

今までのやり方をなかなか変えるのは大変ですが、とりあえず少しでも何かを変えてみる。そうすると自然に変えることへの抵抗感を感じなくなるものです。新しいものに挑戦しやすくなる。発想が柔らかくなる。

手始めにダイレクト納付をおススメ致します。

伏見圭税理士事務所

新宿高田馬場にある伏見圭税理士事務所のHPです。事務所の情報のみではなく、個人的な様々な情報も更新する為に作成しました。通常の事務所HPはhttp://www.kei-f.com/になります。

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